アメリカのロードトリップは長距離を走ることが多く、旅の途中で小石がはねてフロントガラスにヒビが入ってしまう事もあります。
私は飛び石なんて今までは他人事だと思っていたら、ここ3年で3回ほど経験しています(全部自分の車です)。
そこで今日はレンタカーでフロントガラスにヒビが入ってしまった時の対処法を説明します。
フロントガラスにヒビが入ってしまったら
補償について
まず、皆さんが一番心配な点は補償についてだと思うので先に言っておくと、フロントガラスのヒビは基本的にはLDWでカバーできます。その為、LDWに入ってさえいれば追加の請求なども一切ありません。
ただ、走行場所が未舗装道路であった場合等、レンタカーの利用規約に違反がある場合は全て実費になってしまいます。
対処法
フロントガラスにヒビが入ってしまった時の対処法はヒビの程度によって変わってきます。
小さなヒビの場合
もし、小さな飛び石で運転できる状態であればすぐに近くの営業所へ行き車を替えてもらうようにしましょう。車の台数に余裕があれば簡単な手続きですぐに車を替えてもらえます。
ミニバンやSUV等のスペシャルティーカーを借りている場合等は、近くの営業所が小さい場合は事前に電話を入れて替えの車があるか等も聞いた方が良いです。
いずれにしても、小さいヒビだからと安心せずにすぐに車を替えてもらうようにしましょう。日中と夜間の温度差などから翌日にはヒビが大きくなって走行不可の状態になる可能性もあります。
そして、なぜ今回飛び石について書いているかと言うと、先日レンタカーを借りた際に急いでいてあまり車を確認せずに乗りだしたところ、借りた翌朝に下の写真の様にフロントガラスにヒビが入っていることに気づきました。
大きなヒビの場合
大きなヒビで運転が不可能な場合はロードサイドサービスを呼ぶ必要があります。ロードサイドのサービスは各社有料のオプションですが、加入していなくても利用する事ができます。
ロードサイドのオプションに加入している場合との違いは、加入している場合は自分のいるところまで来てもらう出張料や、そこから営業所までのレッカー費用などが補償の対象範囲内の金額までカバーされます。加入されていない場合は全てが実費で請求されます。
もちろんガラスの修理に関してはLDWでまかなう事ができます。営業所に着いたら簡単なLDWの手続きをして車を替えてもらいます。
知っておくべき事
フロントガラス以外も
めったにヒビが入ることは無いと思いますが、基本的には車の横の窓もLDWの補償対象内です。レンタカーの契約者が普通に舗装された道を走行中に起きた出来事であれば費用の心配をせずすぐに営業所に連絡してください。
ガソリン代
車を替えてもらう場合はガソリンの満タン返しが不要のプランに入っていてもガソリンを満タンにする必要があります。自分で補充できない場合は満タンにする分のチャージがかかります。
ガソリン満タン返し不要のサービスは、替えてもらった車を最終的に返却する時のみに適用されます。
ヒビの呼び方(英語)
英語でフロントガラスの事はWindshield(ウィンドシールド)と呼び、表面が小さいく欠けている状態はChip(チップ)、ヒビが入っている状態をCrack(クラック)と呼びます。飛び石を説明する場合はA rock hit my windshield(小石がフロントガラスにあたってしまった)などと説明してください。
最後に
今回は時間的に余裕が無かったのですぐに車を替えに行く事は出来なかったのですが、私の経験上は突然ヒビが大きくなることもあるので、もし飛び石でガラスに傷が入ってしまったらすぐに交換してもらうようにしましょう!