レンタカー会社各社は、日本で事前に円で払うプランと現地で利用後に払うプランとプランを2つ用意していることがあります。
今回はその円払いと現地払いプランの違いを紹介します。
内容は同じ?
日本円払いと現地払いのプランで若干の違いを出している場合もありますが、実際のところ、現地払いと対になる日本円払いのプランを用意している会社が多く、支払い方法以外にプランに含まれるもので違いはありません。
値段の違いはなんなの?
値段の違いはほぼ為替からくるものです。
日本円払い、現地払いのプランの金額は、以前までは6か月ごとに為替によって見直しされていました。最近では6か月ごとというような明確な期間が定められておらず、頻度よく金額の変更を行う場合もあるそうです。
どちらが得なの?
為替によってなので、計算する必要があります。
レンタカー会社は一定期間同じ料金体系を使うことを考慮して日本円払いのプランの値決めをしています(たぶん)。
そして、為替の変動のリスクを考え日本円払いのプランは保守的な値段になっていることが多く、現地支払いプランの方が安いことが多いです。
値段が均衡している場合は、現地払いのプランだと実際に利用する時の為替が読めないため、日本円払いのプランの金額が今の時点で納得できているなら、日本円払いのプランの方が良いと思います。
その他の違いは?
一番の違いは領収書の発行についてです。
日本円払いのプランで申し込むと、日本の予約窓口や代理店に領収書を発行してもらえます。
現地で支払う場合は、アメリカでは領収書発行の文化はないので、レンタル後にもらうドル建てのレシートとレンタル契約書が領収書の代わりになります。
仕事でレンタカーを利用する場合や、レンタカーの領収書が必要な場合は円払いプランをお勧めします。
追加料金について
日本円払いプランを選択していても、カーナビゲーションや、アップグレード、日数の延長等、プランに含まれていない内容のオプションや追加料金は、利用後に現地での支払いになります。
逆に言えば、日本円払いのプランでレンタカー利用し、追加料金がなければ現地での支払いは一切ありません。ただ、支払いの有無にかかわらず、現地では必ず運転者本人のクレジットカードの提示が必要になるので、お忘れないように。
最後に
私はいつも現地での支払いプランを利用していますが、私の周りで仕事でレンタカーを利用する人は、経理の処理が楽だからと日本円払いを利用している人が多いです。
価格もそうですが、レンタカーの利用目的に合わせてプランを選ぶのが良いと思います。