利用前・利用中のレンタカーの予約内容を変更する場合の注意点について説明します。
変更は、利用者の都合で行われるものなので融通が利かないこともありますが知っておくと良いと思うことをまとめました。
レンタカー利用前の変更
予約内容の変更
予約の変更は、予約の取り直しになります。
どういう意味かというと、例えば明日から1週間の予約をしているとします。その予約を車のクラスや返却日は 変えずに借り出しの日を明後日に変更したいとします。
その場合、今持っている予約の日数を短くするだけなので何にも問題が無いと感じるかもしれませんが、実際には予約番号は変わらないものの明後日から利用可能なレンタカーの予約を取り直すということになります。
そのため、その時点で もうすでに 明後日からの在庫が残っていない場合は予約の変更ができません。融通の利かない仕組みだと感じますが、それが現状のレンタカーのルールになっています。
現地についてから予約内容の変更
現地につき、営業所のカウンターやカスタマーサービスの電話で予約を変更すると、車種クラス、日数、返却日のいかなるものの変更でも、料金体系が変わってしまう場合があります。
これは、日本から予約したお得なプランはその予約先でしか取り扱いのないプランの場合や、事前に予約をしたことでお得になっている場合もあるからです。
その為、正規なルートで予約を変更する場合も同じ料金体系では利用できない場合があります。
飛行機の遅れ・便のキャンセルで予約の内容を変更をしたい
空港からの利用の場合、予約の取り方で説明しましたが便名を入力して予約を取っていれば数時間程度の飛行機の遅れは対応してもらえる場合が多いです。
しかし、それ以上遅れる場合は予約センターか営業所に連絡を入れましょう(その時点では予定のレンタカーの日程の予約変更は予約センターでは対応できない場合もあります)。
これは、飛行機の都合で到着が遅れることはレンタカー会社の非ではなく飛行機側の問題なので、航空会社に対応を求めるのが良いと思います。
あらかじめ便名の遅れやキャンセルについて航空会社のチケットの規定を見ておくとよいと思います。全く対応してもらえないチケットもあります。
レンタカー利用中の変更
返却営業所を変更したい
返却営業所を変更したい場合は、返却予定の営業所に連絡してください。日本の予約窓口ではレンタル中の予約内容の変更ができません。もちろん、現地で変更できない場合もあります。
また、追加のチャージ(ワンウェイフィー等)がかかる場合もありますので、金額の確認も忘れずに。
レンタル期間を延長したい
レンタル期間の延長の場合は必ず現地営業所に連絡してください。日本の予約窓口ではレンタル中の予約内容の変更ができません。
もちろん、現地でも変更できない場合もあります。延長の際の確認事項としては、追加日数の料金だけでなくレイトフィー等も追加でかかる場合もあるので料金の確認は忘れずに。
車を予定より早く返却したい
借りた車を早く返す時はそのまま営業所に持って行けばOKです。
しかし、ダラーレンタカー等では予定より24時間以上前に返却するとアーリーリターンフィーという追加チャージがかかります。事前に確認してください。
ただ、現地で払うプランの場合はレンタカーを実際に利用した日数で精算してもらえる場合もあります。また、逆にプリペイドプランの場合は1日でも利用したら残りの日数分の料金は一切返金してもらえない場合がほとんどです。こちらも予約時に内容を確認してみてください。
借りる期間によって割引がある場合やパッケージ料金の場合は、早く返すことで罰則金がかかる可能性もあるのでくれぐれも計画はしっかり立ててください。
最後に
いずれにしても、予約時点での金額は予約のとおりに利用した場合の金額であり、何か変更した際は必ず料金体系を確認してください。さらに、変更手数料がかかるプランもあります。
できるだけ変更の無いよう予約時にプランニングすることをお勧めします。