アメリカのレンタカー会社にある主なオプションを紹介します。
チャイルドシート
お子様がいる方にはほぼ必須のオプションになります。現地ではお子様の年齢に合わせてインファントシート、チャイルドシート、ブースターシートと3種類あるのが一般的です。
各シートの対象年齢は州によって異なり、また、シートの装着は自分で行う必要があります。
そして日本との大きな違いとして、乗車定員をカウントする際は日本ではお子様3名で大人2名分という認識がありますが、アメリカではお子様も大人同様に乗車定員1名とカウントされます。
ハワイの場合
ハワイでは7歳未満のお子様はインファントシート・チャイルドシート・ブースターシートのいずれかを着用する義務があります。
- インファントシート: 1歳未満あるいは体重20ポンド(約9キロ)以下の乳幼児向け
- チャイルドシート: 3歳までのお子様で体重40ポンド(約18キロ)以下、の幼児向け
- ブースターシート: 4-7歳までの体重100ポンド(約45キロ)以下、身長4フィート9インチ(約145cm)以下の小児向け
ハワイでの利用をお考えの方は「ハワイのチャイルドシートについて&お子様がいる方の注意点」をご覧ください。チャイルドシートについてもう少し詳しく説明しています。
※ 日本からご持参される場合は、必ずハワイ州の基準を満たすシートをご利用ください。
アメリカ本土の場合
州によりチャイルドシートの年齢の規定が異なります。予約時に必ず確認してください。電話で予約の場合は、予約時に年齢を伝えれば適切なシートを選んでくれます。
追加運転者
レンタカーの契約者以外が運転をする場合、現地で契約時にオプションとして追加運転者の登録をする必要があります。
登録していない方が運転する場合は保険が一切適応されません。パッケージプランに1名まで無料で追加が含まれていたり、夫婦の場合は追加が無料の場合も有るので、利用するレンタカー会社の規定をご確認ください。
ロードサイドサービス
通常保険では補えないロードサイドのサービスです。例えば、鍵のとじ込みや、ガス欠、タイヤのパンクの時の救済サービスです。
この救済サービスはオプションで申し込んでいなくても利用は可能です。しかし、このオプションに加入していないと、サービス料金に加え、サービスステーションから自分のところまで来る現場出張費もかかるのでかなり割高になります。
特にアメリカの国立公園巡りや郊外までのロングドライブをする際は加入していた方が良いと思います。会社によってはレンタルのサービス金額の上限が設定されており、上限をこえた分は実費になる場合もありますが、それでも、万が一に備えて入っていた方が安心です。
ナビゲーション関連
写真はGPSポータブルタイプのカーナビです。多言語対応のものが主で、日本語設定ももちろん可能です。しかし、最近では取り扱いをやめる会社もあり、あまり見かけなくなっています。
その代わり、現在ではスマホの地図を表示して使うナビが主流になりつつあります。詳しくは「レンタカーのカーナビ事情 | アメリカ・ハワイ」をご覧ください。
有料道路支払い装置
アメリカで有料道路を利用する場合は有料道路の支払い装置が付いた車を借りることもできます。こちらはオプションとして取り扱われたり、もしくは希望せずとも既に支払い装置が付いた車を借りれる場合もあります。
この装置の利用料金は実際に有料道路を使用しないとチャージされない仕組みになっていますが、詳しい使い方は「アメリカの有料道路の使い方」をご覧ください。
オプション料金の計算
オプションの料金は車のレンタル期間と同じ期間の利用料金がかかります。その為、例えば1週間のレンタルでチャイルドシートのオプションを付けた場合、チャイルドシートも1週間分の利用料がかかります。
めったにないケースですが、レンタルの途中で営業所に戻り1日だけチャイルドシートを借りるにしても基本的には1週間分の料金がかかります。
最後に
オプションは少し割高感はありますが、チャイルドシートの様に必要とあれば必ず使用しなければ交通違反になってしまう事もありますし、追加の運転手の様に申し込みをしないと保険が使えなくなってしまったりもします。
レンタカーの予約をする前にオプションにかかる料金もしっかり考慮に入れたうえで申し込みするようにしましょう!