アメリカのレンタカーの予約から利用後の支払いまでの主な流れを紹介します。
予約情報は誤って入力すると現地でレンタカーを利用できなくなってしまいます。注意して予約をするようにしましょう!
予約をする
予約は電話かインターネットで行います。8月や12月、そして現地のホリデーシーズンは混みあいます。2~3カ月前には予約をとることをおすすめします。
また、ハーツやエイビスの様に無料で会員になれるサービスを提供している会社の場合は、予約を取る前に会員になっておくことをおすすめします。現地での手続きが簡単だったり、優先的にきれいな車を出してもらえたりします。
予約は公式サイトで!
予約はアフターサービスなども考え下記の各社公式ページで予約するのが良いです。
公式サイト(リンク)
最近では大手レンタカー会社を一括で価格検索・予約できる便利なサイトもありますが、もし現地で何らかの問題が発生した場合、窓口は予約を行ったサイトになります。
このような会社は予約をとることには秀でていますが、レンタル後のサービスクオリティはレンタカー会社には勝てません。
予約に必要な情報
さて、ここでは予約に必要な情報の概要を説明します。
借出日時 & 返却日時(到着便名)
例:貸出 – 2024年6月1日 10:00 JL80便 / 返却 – 2024年6月2日 10:00
レンタカーは24時間単位の貸渡が一般的で、今日の朝10時に車を借りると翌日の朝10時までが1日です。市内から借りる場合は営業所に必ず行ける時間で予約をし、空港からの場合は空港への到着便名とあわせて到着時刻で予約をします。
詳しくは「レンタル日数の計算方法について」をご覧ください。
借出営業所 & 返却営業所
例:ホノルル空港営業所
返却営業所が借出営業所と違うレンタルはワンウェイレンタルと呼ばれます。ワンウェイレンタルができない区間や、追加でワンウェイフィーがかかる場合があるので事前の確認が必要です。また、ワンウェイの金額は利用する区間や会社によっても大きく異なるので、複数のレンタカー会社で料金を見るのが良いです。
予約プラン & 車種クラス
人気の方面では必要な保険や税金などが含まれた日本人向けのお得なパッケージプランの用意があります。
ただ、使う会社によっては含まれる保険やオプションが異なる場合があるので、ちゃんと何が含まれているかの確認をするようにしてください。
また、車種クラスについて2人で利用する場合の私のおすすめはインターミディエイト(ミッドサイズ)の車です。ある程度のサイズ感があった方が運転しやすいのと、エコノミーやコンパクトと比べて車の走行性も高いので安心して運転できます。
さらに、アメリカ本土で長距離のロードトリップに出る方はフルサイズが良いです。
オプション
カーナビ、チャイルドシートなどが必要な場合はあらかじめ予約して行った方が良いです(現地で借りれるかもと思っていたら、在庫切れの場合も有ります)。
カーナビについては「レンタカーのカーナビ事情 | アメリカ・ハワイ」をご覧ください。
運転者情報
運転者情報は、運転者の名前(フルネーム)と年齢(20歳~24歳、もしくは25歳以上かの確認のみ)、電話番号が必要になります。また、予約確認書を受け取るEmailメールアドレスも伝えます。
佐藤さん等、「SATOU」「SATO」「SATOH」と人によってローマ字表記が違う場合は綴りを聞かれる場合がありますので、名前はパスポートと同じ綴りで予約を取ります。
運転者と申込者が違う場合運転者でなくても予約を取ることは可能です。電話の場合は運転者と申込者が違うことを伝え、インターネットの場合は運転者の情報で予約を作成します。現地では予約にある名前でなければ利用できない場合もあるので、申込者が運転者と異なる場合は気を付けて予約を取るようにしてください。
確認書受取り
予約が完了すると予約確認書が発行されます。予約確認書はEmailが一般的です。
予約確認書を受け取ったら、運転者の名前の表記、日程、プラン、車種クラスに間違えがないかを確認しましょう。
プリペイドのプランの場合の支払い
プリペイドプランの支払い手続きは利用する会社によって異なるので、予約前に支払い方法や期日を確認するようにしましょう。
支払い後はキャンセルチャージや変更手数料がかかる場合があるので、支払う前にもう一度予約内容の確認をお勧めします。
必ず確認しよう!レンタカー会社によると、日本と時差があったりやもともと旅行日程の候補がいくつかあった場合等、うっかり日にちを間違えてしまうケースも年間数件はあるそうです。 特に電話予約の場合は相手も人間ですので、万が一を考えて必ず確認してください。その為の確認書でここで間違えに気づかなかった場合は自分の責任になってしまいます。
借出し
現地にてレンタカーの契約手続きをします。運転者は「予約の確認書」「日本の免許証」「国際免許(ハワイ、グアム除く)」「クレジットカード(運転者名義)」を忘れないようにしてください。例えプリペイドのプランで既に支払いがなされていたとしても、必要な物が足りないと車を借りることができません!
また、ハワイなどの観光地で市内の営業所から借りる場合は、午前中10時ぐらいまでは比較的営業所も混んでいて借りるまでに1時間以上かかる場合もあります。
朝一番でどこかに行く予定がある場合は前日から借りたほうが確実です。
返却
現地払いのプランは、利用後にレンタル料金の支払いをします。また、プリペイドプランも現地でオプションを利用した場合は追加の費用として利用後に支払いをします。
返却はすぐに完了する簡単な手続きですが、混み具合によっては時間がかかるので空港で返却して飛行機にすぐ乗る予定の方は時間に余裕を持った方が良いです。
違反、追加請求
万が一、交通違反があった場合や車が著しく汚れていた場合は後日に請求があります。何の請求かは、レンタカー会社に問合せをすると教えてくれます。詳しくはお役立ち情報をご覧ください。
最後に
難しい事は特にないんですが、日本とは予約の時間の入力方法や支払いのタイミングが異なります。基本的に現地では融通が利かないので、予約の段階で日程などに誤りが無いように注意してください。
予定していたレンタカーが「現地で借りられなかった!」となると、旅行自体楽しさ半減します。
それでは楽しいご旅行を!