アメリカでレンタカーをする時のレンタル日数の計算方法について紹介します。
日数の計算方法
アメリカのレンタカーは24時間単位の貸渡が一般的で、今日の朝10時に車を借りると翌日の朝10時までが1日です。
そのため、半日で車を返却しても1日の料金がかかります。
予約時間の決め方
レンタルの開始時間に関して、空港のレンタルと市内営業所からのレンタルで違いがあるので次の項目で説明します。
空港営業所の場合
借出しの時間はその空港へ到着する航空便の便名の情報と合わせて航空便の到着時間で入力します。例えばJL80便を使いホノルル空港に11:00に到着する場合、借出日時は下記のとおりです。
例:貸出日時 – JL80便 11:00am
そして、実際のレンタルは契約書を作成した時間から24時間単位になります。例えば空港に到着してからレンタカーの営業所に着いたのだ12:30pmだとすると、その日の12:30pmから24時間単位でレンタル日数を計算してくれます。
このように到着便名もあらかじめ伝えておくと、飛行機が若干遅れた場合も飛行機の到着時間に合わせて対応してくれるます。しかし、あまりにも長時間遅れる場合や、乗る予定だった便が欠航になり、到着の日付が変わる場合は予約がキャンセルにされる場合も有ります。
⇒空港借出しの場合は飛行機の時間に合わせて予約。到着便名の連絡を忘れずに!
市内の場合
市内からの利用の場合は確実に営業所に来れる時間で予約をとります。
予定の借出日時を過ぎても営業所に来ていない場合はキャンセルされる場合も有ります。
そして、実際のレンタルは契約書を作成した時間から24時間単位で計算されます。その為、12時から予約をしており、実際には11:30にレンタルを開始した場合、11:30からの24時間単位で計算されます。
市内からの利用の注意点は、予約の時間までに営業所に行かないとプリペイドで支払い済みの予約もキャンセルされてしまう事もあります。確実に行ける時間で予約しましょう(空港からの場合は便名を入れておけば2時間ぐらい待ってもらえます)。
⇒ 市内営業所からの借出しは必ず営業所に行ける時間で予約。
予約時間の入力方法
レンタカーは24時間単位になるので返却時間には借りた時間と同じ時間を入力します。
例えば借出しの日時が「7月1日の15時」で、1日だけレンタカーをしたい場合の返却日時の入力は「7月2日の15時」となります。
この場合、実際の返却が7月1日の20時(当日)の返却でも、7月2日の朝の9時の返却でも、レンタカーは24時間単位なので料金が変わることはありません。ただ、実際の返却予定の時間にその営業所が営業しているか、又は時間外返却を受け付けているかの確認をした方が良いです。
例外
さて、先ほど借出しの日時が「7月1日の15時」で、1日だけレンタカーをしたい場合の返却日時の入力は「7月2日の15時」となりますと書きましたが、例外があります。
例えばですが、市内の営業所の土日祝日に良く見られるケースですが、7月1日の営業時間は8時~18時までで、7月2日の営業時間は8時~12時までのように返却日の営業時間が短くなる場合です。この場合、利用する営業所が営業時間外の返却を受け付けていても、返却日時に7月2日の15時と入力すると予約をはじかれてしまう事があります。
ではどうすれば良いの?となりますが、もし、7月2日の営業時間中の12時までに返せるようであれば、返却日時は「7月2日の12時(取れない場合は11時59分)」と入力して予約を取ります。この場合レンタル日数は1日で計算されます。
もしくは、営業時間外の返却を受け付けている営業所で7月2日の12時以降の返却をするのであれば、翌日の7月3日の15時と入力して予約を取ります。もし、7月3日も12時までの営業時間であれば、7月3日の12時と入力して予約を取ります。この場合、実際の利用が1日未満で7月2日の14時に返却しても2日間の料金がかかってしまいます。これは、現地係員が車の返却手続きを完了できるのが翌日7月3日の営業時間になってしまうためです。
返却時間の延長レンタカー中に延長を希望する場合は早めに営業所に連絡を入れましょう。無断で延長すると追加料金が発生したり次に借りる予定であった人に迷惑が掛かってしまいます。逆に、まだ借りたばかりで返すまでの日数に余裕がある場合は、通常のレートで返却日時を延長してもらえることもあります。
利用日数について
返却は返却予定期間内であれば予定より早く返却しても問題ありません。ただ、24時間以上早めに返却する場合はアーリーリターンフィーがかかる場合があります。
これは、ウイークリー料金の様にまとまった日数を連続で借りるのが条件で割安になっているレンタルもあるので、早く返したら通常の1日計算での料金になってしまう事があるからです。
最後に
予約日時の入力はシンプルなようで掘り下げてみると意外に複雑なルールもあります。現地に言ったら車が無い!?とならないようにしっかり希望の予約日時を入力しましょう。
また、アメリカは時差もあるので日にちの間違えも無いように気を付けてください!