アメリカでは1日に摂氏20度程の寒暖差があるエリアもあり、そういうエリアでは冬にレンタカーをすると、稀にタイヤの空気圧の警告が出る場合があります。
今日はレンタカー利用中にタイヤの空気圧の警告が出た時の対処法を紹介します。
タイヤの空気圧
アメリカではタイヤの空気圧の単位はPSIで表示され、運転席のドアを開けたところ等にタイヤ空気圧の目安のシールが貼ってあります。
冬の寒い日にその空気圧の目安を少し下回っていても、車を走り出してタイヤが温まってくると圧力も1~2PSI程はすぐに上がってきます。しかし、それでも空気圧の目安を大幅に下回っている場合は警告が出ます。
最近の車は各タイヤの空気圧等が警告と共にメーター内に表示されるので、その警告が空気圧のものだと一目でわかります。
下の写真が私が利用したレンタカーで出た警告です。冬の気温が原因では無いような、なぜか後輪1本だけ空気圧が低く「Tire Pressure Low Add Air(タイヤの空気圧が低下。空気を入れろ)」と表示されています。
対処法
1つ目の対処法はレンタカーの営業所にて車を替えてもらう、もしくは空気を入れてもらう事です。ただ、これだと営業所のこみ具合によって待たされる場合や、営業所に行くまでに距離がある場合はせっかくの旅行の時間を無駄にしてしまいます。
そこで2つ目の対処法としては自分で空気を入れるという方法があります。
私もこの時自分でタイヤの空気を入れてレンタカーを続行しました。
タイヤに空気を入れる
どこで空気を入れるかについてですが、大概のガソリンスタンドに行けば空気を入れるマシンがあります。今回私が利用したマシンにはデジタルのスクリーンがついており、最初に希望の空気圧を設定するとその圧力までタイヤに空気を入れてくれるものなのでとても簡単に空気を入れることができました。
ガソリンスタンドによって色々なマシンのタイプがありますが、複雑なものではないので直感的な操作で初めてでも難しくないです。
基本的には現金またはクレジットカードで使用料を先に払い、その後マシンが稼働している数分の間に空気を入れる仕組みです。
注意:タイヤの空気を入れるマシンには水が出るホースがついているものもあり、空気を入れる前にタイヤに水をかけてパンクの確認ができるようになっています。もし水を掛けるホースが無い場合はペットボトルの水に石鹸を混ぜたりして代用してください。いずれにしてもタイヤのパンクが原因の場合はすぐに営業所に持って行き車を交換する必要があります。
金額について
タイヤに空気を入れる金額は1~3ドル程で、レンタカーの営業所に戻って車を替えてもらうよりははるかに楽です。
また、空気を入れる時にちゃんとレシートをもらっておけば、レンタカーを返却時にカスタマーサービスのカウンターでレシートを渡すとレンタカー料金からそのタイヤの空気にかかった金額を引いてもらう事もできます(必ずではありません)。
レンタカーを返却する際にちゃんと説明するようにしましょう。
最後に
タイヤの空気圧が低いまま走行するのはとても危険です。警告が出た場合や数値が極端に低い場合は事故を起こす前にすぐに対応するようにしましょう。
ちなみにですが、私はマイカーでロードトリップに行く際は必ず小型の車用空気入れを携帯しています。