アメリカでロードトリップを計画する際、レンタカー費用は出来るだけ安く済ませつつ一回の滞在でできるだけ多くの観光スポットを回りたいですよね!
今日はそんな方たちに向けて、ワンウェイをうまく利用してできるだけ広範囲を回るロードトリップについて紹介します。
ワンウェイ活用術
ワンウェイレンタカーとは
ワンウェイレンタカーとは借り出した営業所と返却する営業所が異なる場合のレンタカーです。アメリカでは日本で考えられないような数千キロのワンウェイレンタルも可能で、旅の幅も広がります。
ワンウェイでの利用は利用する区間や日にち、車種クラスによって乗り捨て料金(ワンウェイ・フィー)がかかります。
一般的な知識として、ワンウェイできる区間や料金は会社ごとに大きく異なります。その為、ワンウェイでレンタカーを借りる際は必ず複数の会社で料金を検索したほうが良いです。
効率的に観光スポットを回る!
短期間で色々な国立公園を回りたい場合、旅の最後に出発地点まで車で戻るよりはそのままワンウェイでレンタカーを走り抜け、出発地点とは異なる空港で返却をした方が広い行動範囲でロードトリップを楽しめます。
また、返却の空港から日本への便が無い場合は一度ロサンゼルスなどの空港に飛行機で戻って来てから帰国する方法もあります。
私は、出発地点までレンタカー利用後に夕方の飛行機で移動できる場合や、車で戻ると1日以上かかる場合で時間的に余裕がない場合は飛行機を使って移動します。
ただ、400-500マイルくらいの距離で翌日に飛行機で移動となると、結局車で移動しても半日くらいの差しか出ないので車で帰ってきてしまう事もあります。
料金もお得にできる?
これはあまり知られていないのですが、ワンウェイレンタルの金額のルールは同じレンタカー会社でも意外と統一性が無く、距離に比例せず無料の区間や安く利用できる区間があります。その為、予定の区間の乗り捨て料金が高い場合は途中で一回車を返却してさらに他のレンタカーで乗り継いでみるのも良いと思います。
例えばですが、ロサンゼルスから4日間のレンタルでソルトレイクシティを目指します。この場合、ハーツで料金を見るとワンウェイの乗り捨て料金が$350(税抜き)になります。そしてフルサイズクラスのフルカバープラン($119.18 x 4日)と合わせて合計料金が902ドルとなっていました。
しかし、このレンタルを2日目に途中のラスベガスで一度返却すると、ロサンゼルス – ラスベガスの区間は乗り捨て無料となり、2日間のレンタカーが先ほどと同じレート($119.18 x 2日)で238ドルです。そして、ラスベガスからソルトレイクシティの方は乗り捨てが料金150ドルとなりこちらは残りの2日間のレンタカー($127 x 2日間)と合わせて合計は452ドルです。
いったん返却して借り直す手間はありますが、この場合は合計が690ドルになり、途中で返却しないレンタルと比べて約200ドル近い節約ができます。また、このレンタルはガソリン満タン返し不要のプランなので、ラスベガスに返却する際にガソリンワンタンク分も得します。
注意点としては、あくまで区間によっては途中で返却したほうが安く済む場合があるというだけで、毎回途中で返却したら安くなるわけではありません(途中で返却せず最後まで走り抜けたほうがお得な場合もあります)。
また、レンタカーはウィークリー料金で7日間の利用がとてもお得になりますが、これを途中でいったん返却するために4日間と3日間のレンタルに分けてしまうと乗り捨て料金は節約できるかもしれませんが、レンタカー代が高くなってしまいます。
キャンペーンの利用
そして、最後に一番手っ取り早い節約方法ですが、HowtoRoadTripではアメリカでレンタカーをご利用の皆さんに向けて特別な割引を用意しています。
特に会員登録などの必要も無くどなたでも使えるようになっていますので、ぜひ、こちらからご覧ください。
最後に
限られた滞在時間でもワンウェイレンタカーをうまく活用すれば沢山のスポットを観光できます!
ぜひ国立公園巡りを楽しんでください!